
中央労働金庫は、労働組合や生協などの働く仲間が互いに資金を出し合い、支え合う協同組織の福祉金融機関です。関東1都7県の労働金庫が合併して誕生した労働金庫であり、多くの働く人の豊かな生活を支えています。
同金庫は、強みである「Face to Face」による相談・提案力を核としながら、持続的成長を支える経営基盤の強化に努めています。その一環として、デジタル技術の活用による業務効率化にも注力しており、それによって創出したリソースを人材の最適配置や提案品質の向上に繋げる取り組みを進めています。
この方針のもと、生成AIが持つ独自の価値に着目。利用における利便性と、金融機関に求められる強固なセキュリティを両立した生成AI基盤の導入を検討していました。
中央労働金庫では、複数の生成AIツールを比較検討した結果、主に以下の3つの点を高く評価し、全職員約3,000名が利用する生成AI活用基盤として「Alli LLM App Market」の導入を決定しました。
1. 厳格なセキュリティを維持しながら、庫内の知見を活用できるRAG機能
金融機関として求められる高いセキュリティ水準を維持しながら、庫内規程や各種知見(ナレッジ)を生成AIでセキュアに活用できる点を評価しました。特に、RAG(検索拡張生成)による回答精度の高さに加え、回答根拠となる情報をプレビューで瞬時に確認できる機能など、職員が回答内容を確認しながら業務に活用しやすい点が決め手となりました。
2. 全職員が使いやすい操作性と、業務活用を始めやすい豊富な生成AIアプリ・AIエージェント
生成AI活用を推進するうえでは、一部のITスキルを持つ職員だけでなく、多くの職員が日常業務の中で無理なく利用できることが重要です。「Alli LLM App Market」は、汎用的な生成AIチャットに加え、プロンプト作成に慣れていない職員でも利用しやすい100以上の生成AIアプリ・AIエージェントを標準搭載しており、導入直後から幅広い業務で活用を始めやすい点を評価しました。
3. 全部署展開から継続的な活用拡大までを支える伴走支援・コンサルティングプログラム
生成AI基盤の導入にあたっては、ツールを導入するだけでなく、業務で継続的に活用され、活用領域を段階的に広げていくための仕組みづくりが重要です。Allganizeは、初期導入から運用・定着化、活用業務の拡大まで、同金庫の状況に合わせた伴走支援を提供できることに加え、コンサルティングプログラムを通じて、庫内展開するアプリの選定、独自アプリの作成、RAGで活用するドキュメント整備など、全部署での生成AI活用推進と効果最大化を支援できる点を評価しました。
中央労働金庫 常務理事 山崎 英一 様
当金庫は、運動・事業の持続的な成長に向けて、<中央ろうきん>らしい提供価値を改めて定義し直し、当金庫の主たる取引先である労働組合に所属する組合員とその家族の課題解決に貢献することを目的に『第8期中期経営計画(2025-2027年度)』を策定し、重点取り組みの一つとして「持続的成長を支える経営基盤の構築」を掲げ、デジタル化を推進しています。
具体的な取り組みとして、新たなデジタル技術の活用による業務効率化を進めており、Allganize社の生成AIプラットフォーム「Alli LLM App Market」を導入しました。
本プラットフォームの導入により、業務効率化やコスト削減など、様々な領域での利活用を進めることで、お客さまへの相談・提案など、より付加価値の高い業務に人的資本や時間を充て、生涯にわたる「安心、最善、良質」の提供につなげてまいります。
