お客様事例

株式会社インボイス

生成AIアプリで月100時間の業務削減に成功!現場主導の改革が社内で広がる

写真右から、株式会社インボイス 情報システム部 湯浅 啓太郎様、同 事業企画部 課長代理 西崎 慎太郎様、同 光コラボオペレーション部長 上田 欣司様、 同 光コラボオペレーション部 前田 美玖様、Allganize Japan株式会社 Customer Success Senior Manager 利光、同 Solution Sales Senior Specialist 安藤
※本事例に記載の所属・役職等は取材当時の情報です。
導入ソリューション・サービス
Allganize — company icon
業界
サービス
Allganize — icon employee
従業員規模
100〜299名
Allganize — icon business person
主な活用業務
その他
情報システム
経営企画・事業企画
Allganize — icon rocket
主な活用方法・活用機能(一例)
マニュアルから回答自動生成(RAG)、稟議書作成など
Allganize — url icon
お客様 Webサイト
導入目的
全社の生成AI活用基盤。特に膨大なマニュアル検索業務を効率化
成果・活用テーマ
月100時間削減
現場主導DX
RAGでマニュアル検索効率化

本事例のポイント

Point
1

検索作業を大幅効率化

月100時間の業務時間減

マニュアル参照が必須の業務。更新頻度が高く独自用語も多いため検索が難しく、必要情報に辿り着くまで時間を要していた。ドキュメント回答自動生成アプリ(RAG)をカスタマイズし、検索時間を「5分→生成AIで1分以内」に圧縮。
Point
2

プロンプト不要の

100超アプリが標準搭載

Alli LLM App Marketには100を超えるアプリが用意され、多数の部署の課題解決に繋がる汎用性。プロンプト不要でITリテラシーが高くなくても利用できる点を評価。「まず触ってみる」入口を作りやすいことが導入の決め手に。
Point
3

DXチームで現場を牽引

人に寄り添う施策で促進

現場メンバーをリーダーとした業務DXプロジェクトチームを組成。AIに抵抗感のある人もいる中で、それぞれの目線に立ちながら現場に展開。生成AIアプリが愛称で呼ばれるほど利用が自然に広がり、グループ会社からも注目を集めている。

この記事でわかること

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株式会社インボイス様は、芙蓉リースグループのBPO/ICT部門の一員として、1992年より「通信費や公共料金の一括請求サービス」を提供するなど、BPOサービスのプロとして単なる時間削減ではなく、お客様の「新たな価値創造時間の創出」を通じ、豊かな社会の実現と持続的な成長に貢献する会社です。

全社の生成AI活用基盤として、Allganizeの生成AIアプリプラットフォーム「Alli LLM App Market」を採用いただきました。今回は、本取り組みを推進する株式会社インボイス 光コラボオペレーション部、情報システム部、事業企画部の皆様にお話を伺いました。


・・・

ー 皆様が担当されている業務内容と役割についてお教えください。

上田様:当部は法人向け光コラボレーション事業「インボイス光」の取次業務を担っています。2015年よりサービス提供を開始し現在では約3,000社に導入しています。お客様からの回線追加のオーダーや回線手配を行っていますが、社内業務の効率化を進めることでサービスレベルの向上を目指しています。

前田様:私は、光回線の注文取次を担当すると共に、「業務DX化プロジェクトチーム」のリーダーとして、生成AIやRPAによる業務効率化を推進しています。

西崎様:事業企画部では新規事業の開発やDXに関する企画立案を担っており、新たな取り組みとして生成AIの導入・活用の旗振りを担当しています。

湯浅様:情報システム部は、基幹システムの開発やインフラの構築・運用、ヘルプデスク、PCのキッティングから、今回の生成AI活用の支援まで幅広く対応しています。Alli LLM App Marketの活用については、2名体制でサポートしています。

株式会社インボイス 光コラボオペレーション部長 上田 欣司様

導入の背景・課題

1,000ページを超えるマニュアル参照業務が負担に。独自用語も多く、効率化が急務となっていた。

ー これまで、どのような課題をお持ちだったのでしょうか。

上田様:回線手配業務の特徴として、建物の種類、立地、工事の時間帯など確認する項目が多岐に渡り、それにより手配内容も変わることから、個別性が高いことが挙げられます。その為、都度のマニュアル確認が欠かせず、過去に回線を手配した建物であっても改めてマニュアルを確認する必要があります。また、マニュアルの更新頻度が高く、専門用語が多く含まれるため、想像した言葉では見つけられず手配元のオペレーターに確認して対応することもあります。中には1,000ページを超えるマニュアルもあり、必要な情報を得ることに時間を要し効率化が大きな課題でした。

西崎様:通信費や公共料金の紙請求書の読取については、Ai-OCRやRPAの活用など効率化が進んでいましたが、今回のようなマニュアル確認や文章作成など、オペレーション部門や管理部門にも、効率化可能な業務があるのではないかと考え、生成AI導入の検討・選定、活用の意識醸成や早期実装を全社レベルで牽引しようと考えました。

生成AIを使った取り組みの概要

生成AI 製品選定のポイント・選定理由

Alli LLM App MarketでAIの見方が変わり、生成AIによる業務効率化を決断。

ー 生成AIの活用を検討した経緯を教えてください。

前田様:もともと私自身は生成AI技術へ興味があり、趣味の範疇でプロンプトを書いたことがありましたが、専門知識を持っているわけではありませんでした。周囲のメンバーも、生成AIに関する知識・スキルがほぼゼロの状態だったため、やりたいことはたくさんあるものの、何から始めたら良いかわからない状態でした。

西崎様:AIは難しいイメージがありましたが、AllganizeからAlli LLM App Marketの提案を受け、これならばAIを使いこなせると感じました。そこで、業務効率化に積極的な部署や、お客様対応で課題がありそうな部署に声を掛け、「生成AIで実現したいこと」をブレストしてもらい、工数削減できそうなタスクを一覧化し具体的な検討を進めました。

株式会社インボイス 光コラボオペレーション部 前田 美玖様

Alli LLM App Marketの豊富な生成AIアプリが多部署の課題解決に繋がると期待。費用対効果も十分で導入を決定。

ー Alli LLM App Marketの導入の決め手をお教えください。

西崎様:Alli LLM App Marketには100を超えるアプリが既に用意されていたこと、プロンプト不要でITリテラシーが高くなくても利用できること、また各部署の課題解決に繋がりそうな汎用性が魅力でした。

湯浅様:実際に生成AIアプリのデモを各部署に行なったところ、特に評判が良かったのが「メール下書き作成アプリ」や「画像OCRアプリ」でした。メール下書き作成アプリは、必要項目を埋めるだけで、ビジネスメールとして相応しい文書が瞬時に表示されます。デモを行うと「すごい!」という反応でした。画像OCRアプリに関しては、当社は請求書を多く取り扱うため、フォーマットが合わない書類でも必要な情報を抽出できる点に可能性を感じました。

上田様:Alli LLM App Marketならば、費用対効果も見込めます。光コラボオペレーション部では、対象業務における所要時間をもとに導入効果を可視化しています。回線手配のマニュアル検索では、これまでのやり方では5分、生成AIを使った場合は1分以内に短縮されるため、月100時間の削減効果が見込めました。

Alli LLM App Market 導入時の対応

利用者の年代に配慮した工夫が成功。誰もが生成AIアプリを活用する土壌を作り、部署全体で大きな効率化を実現。

ー 生成AIの利用を促進するために、工夫したことはありますか?

上田様:生成AIの導入にあたり、「業務DXプロジェクトチーム」を始動させました。前田さんにリーダーをお願いし、部のメンバーから3名、私もメンバーとして参加しています。課題として挙がっていたマニュアルからAIで回答を自動生成するアプリは、デフォルトの「ドキュメントから回答自動生成アプリ」をベースにノーコードビルダーでカスタマイズして作成しました。前田さんが日常的に業務改善について考えていてくれたことから、生成AIアプリの実現検討もスムーズに行えました。

前田様:当部署はベテランメンバーも多く、生成AIや新しいものに抵抗感のある方もいます。そこで、生成AIに慣れてもらうために、親しみやすい生成AIアプリから試してもらいました。具体的には、「文章校正アプリ」「カウンセリングアプリ」「個人目標のアイディアアプリ」を紹介し、生成AIが便利に利用できることや、有意義なアドバイスを返してくれることを実感してもらいました。「生成AIではそんなこともできるのか」と、アプリへの期待感が高まるきっかけになったと感じています。

Alli LLM App Market 導入効果

ー 生成AIアプリを導入してからの変化や評判についてお教えください。

前田様:事前に簡単なアプリで生成AIに慣れてもらっていたおかげで、「マニュアル回答生成アプリ」もリリース直後から部署内でスムーズに利用してもらうことができました。アプリのことを「AIちゃん」と親しみをこめて呼ぶメンバーも出ています。最近では、「こんな機能がほしい」といった要望もしばしば上がり、生成AIへの可能性を肌で感じてもらえていると実感しています。

上田様:前田さんが使う側の立場になり、誰もが生成AIを活用できるような土壌づくりをしてくれたおかげで業務効率化が進み、メンバーの利益実感も高まりました。その結果、今回の取り組みが会社にも認知され、現場主導のDXの取り組みとして高い評価を受けています。

株式会社インボイス 情報システム部 湯浅 啓太郎様

現場主導の生成AIアプリ活用の取り組みが高く評価。社内やグループ会社から注目を集める。

ー 今回の取り組みが会社から高い評価を得たのは素晴らしいですね!どのような点が評価されたのでしょうか?

前田様:最新技術である生成AIをいち早く実装したことだと考えています。今回の生成AIの取り組みが会社にも認められ、スタートラインに立てたという気持ちです。

湯浅様:生成AIのいち早い実装が注目を集めたことで、自分たちの部署でも試してみたいといった問い合わせを多くいただくようになりました。また、グループ内でもこの取り組みが評価されたことで、社内だけでなくグループ会社からのお問い合わせもあります。

株式会社インボイス
様が導入した
Alli LLM App Marketについて詳しく知る
機能・特長・活用シーンをご覧いただけます

生成AI定着のために工夫したこと

Allganizeのサポートへの評価

ー Allganizeの対応はいかがでしたか?

西崎様:ひとつひとつ丁寧に対応してくださいます。解決するまで真摯に向き合ってくれるので、安心して取り組めました。

湯浅様:ご担当者様の内容説明がわかりやすく、細部にも気を配ってくださり、メリットと同時にリスクやデメリットも包み隠さず教えていただけるので、生成AIアプリの実装方法もより良い選択ができていると思います。提案内容も当社の実情に基づいており、寄り添っていただいているので非常に頼りになりました。

株式会社インボイス 事業企画部 課長代理 西崎 慎太郎様

生成AI活用 今後の展望

社員一人ひとりが新しい発想で独自の生成AIアプリを作成し、業務効率化を図りながら、人にしかできない業務を追求することを期待。

ー 今後の展望についてお教えください。

前田様:マニュアルを始めとした膨大な資料の読解が必須の業務であるため、引き続き「ドキュメントから回答生成」をベースとした情報の検索性を高めるアプリを作成したいと考えています。今後はノードや変数を活用して検索機能を充実させると同時に、より無駄のない操作感で求める情報にたどり着けるようなアプリを目指したいです。

上田様:今後は、営業用、顧客用など、対象を社内外に拡げて活用していく予定です。

西崎様:親会社のルールに合わせた利用ガイドラインも整備したので、Alli LLM App Marketの活用部署を更に広げていきたいと考えています。
事業企画部でも書類作成業務で生成AIアプリを利用しており、重要な書類の場合は、事前チェックとして生成AIアプリでの確認をしています。生成AIは、比較的若い社員が率先して利用し、ベテラン社員に使い方を教えているシーンをよく見かけるようになりました。若い社員の柔軟な発想で更なる業務効率化が自発的に行われる、そのような風土を作っていきたいと考えています。

湯浅様:膨大なデータの分析を任せるなど、Alli LLM App Marketを使って実現できることはまだまだあると感じています。今はどの社員も新しい生成AIアプリを作成できるノーコードビルダーとしてのスタートラインに立っています。業務の効率化や新しい発想で各社員ならではのアプリを作成し、人にしかできない業務により深みを増していってもらうことに期待したいです。
生成AIが社会的に浸透する時代となりました。当社としても積極的に生成AIを使っていく流れになりますので、情報システム部としてはAlliを便利に使えるように、ルール作りや啓蒙活動をすることで社員一人ひとりが安心して利用できるように働きかけていきたいと思います。

ー 貴重なお話をありがとうございました。

※本事例に記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
※本事例の記載内容は、インタビュー実施時の内容です。現在と異なる場合があります。
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