
企業の生成AI活用は、確実に広がりました。総務省の情報通信白書によれば、何らかの業務で生成AIを利用している日本企業は55.2%。しかしその中身を見ると、約半数の企業が挙げる使い道は「メールや議事録、資料作成等の補助」です。議事録の作成、メールの下書き、文書の要約、調べもの。AIの仕事は、いまだ補助に集中しています。
補助で削れる時間には、限りがあります。AIエージェントの本領はその先、請求書と契約情報の突合・支払前の審査、過去案件を引いた見積・提案の組成、契約内容と対応履歴を踏まえた回答案の作成、検査記録と規格の照合・逸脱報告の起案、といった自社固有の業務の流れそのものを任せることにあります。投資対効果の源泉は、ここにあります。
では、なぜ任せられないのか。これらの業務を動かしているのが、世の中の一般知識ではないからです。自社ならではの判断基準、手順、例外への対処、過去の経緯。業務を支える組織の知の多くは、ベテランの頭の中や現場の慣行に、暗黙知のまま眠っています。世の中の知識で答える汎用AIが「補助」にとどまるのは、むしろ当然です。肝心の業務を任せるとは、この組織の知をAIに実装することにほかなりません。
もっとも、それが分かっていても、実際に辿り着けている企業はごく一部です。300社超の導入支援の現場で見えてきた壁は3つ。中央集権で進めるほど現場視点が抜け落ち、ユースケースの案出しで詰まる「アイデアの壁」。開発・実装・保守を担えるAI人材の不足がのしかかる「作り手の壁」。そして、RAGチャットボットや個人向けツールの延長で挑み、一部の利用で頭打ちになる「ツールの壁」。3つの根は一つ。業務の知を持つ現場と、エージェントを作れる人材が、組織の中で分かれていることです。
本セミナーでは、この構造をひもといたうえで、業務の知を持つ現場が主導するスモールスタートの進め方を、任せる業務の選び方まで具体的に解説します。後半では、現場がAIとチャットで業務の進め方を伝えるだけでエージェントを構築でき、組織での運用管理に最適な統制機能も担保できる「Alli Coworker」を、実際の画面を交えてご紹介。頭の中のノウハウが、引き継げる組織の資産に変わる。AIエージェントのポテンシャルを最短で引き出し、投資対効果を高める道筋をお伝えします。
なぜAI活用は「メール・議事録・資料作成の補助」で止まるのか
~肝心の業務を任せられない3つの壁と、AIエージェントの投資対効果を引き上げる始め方~
■セミナー概要
- 日時:2026年7月16日(木)13:00 - 13:45
- 形式:Zoomオンライン配信
- 主催:Allganize Japan株式会社
- 参加費:無料
- 参加方法:事前申込制(本ページのフォームよりお申し込みください)
■このような人におすすめ
- Copilot、ChatGPTなどの汎用AIは導入済みで、議事録・要約などの補助の先にある活用を探している方
- AIエージェントの検討を進めているが、各社の提案やデモが似通っており、投資判断の決め手を欠いている方
- 自社固有の業務への適用イメージが持てず、ユースケースの案出しに詰まっている推進担当
- 部門長の方・エージェントの開発・実装・保守を担えるAI人材が足りず、運用のハードルに悩む情報システム部門の方
- ベテランの知見や業務の進め方が属人化し、組織の資産として引き継げていないと感じている方
- RAGチャットボットや個人向けAIツールを導入したものの、利用が一部にとどまり、広がりに課題を感じている方
■本イベントの主な内容
- なぜ「メール・議事録・資料作成の補助」に集中するのか
- 「補助するAI」と「業務を任せるAI」の考え方
- 肝心の業務に踏み込めない3つの原因
- 任せる業務の選び方、AIエージェント投資効果の高め方
- 現場が業務エージェントを構築し、組織の資産にするしくみ
■登壇者紹介




※ 自社または取引先企業への生成AI活用を検討されている企業・団体向けのセミナーです。
※ 競合企業、個人、フリーランス、学生、虚偽の内容によるお申し込みはお受けできかねます。
※ フリーメールでのご登録の場合、ご参加を受けかねる場合があります。